本日はATOS3Dスキャナーでアルミ鋳物をスキャニングするための前準備。 現象液の塗布とスキャニングのための基準点シール張り。 これをご覧いただきます。 まず最初にアルミ鋳物をカメラがきちんと認識しやすいように、 「現象液」を吹き付けてアルミ鋳物全体を白くします。 この現象液は白く粉っぽいために、 ATOS3Dスキャナーでのスキャニングのための「基準点シール」が非常に張り付きずらく そのまま貼り付けても、すぐに取れてしまいます。 ですので弊社では、このシールの裏面にシリコン系のボンドをほんのわずか付けて、 アルミ鋳物に基準点シールを張り付けています。 この基準点シールは、前にもお話いたしましたが、 どこから見ても常に3つ以上のシールが、 カメラから見えるように貼り付ける必要があります。 そののちATOS3Dスキャナーのカメラ本体をセットします。 このカメラは30分ほど暖機運転しておきます。 室内の温度も20~25度程度にし、 キャリブレーションボードの表面温度も室温と同程度になるようにします。